伊豆・箱根 晩夏の方程式旅 Day4-① あさば旅館 その⑤ 朝食編


朝食も美しい設えから。

まずはお茶と冷たい水、おしぼり。

副菜の類。

・小松菜のお浸し

・釜揚げしらす

・白和え

・茄子の煮浸し、胡麻ソース

塩、醤油、楊枝

・海苔

・蜆の味噌汁

・白ご飯

・漬物

冷水

全景

・鯵の開き

・出汁巻き玉子

・大根おろし

・スイカジュースと巨峰

どれも取り立てて奇抜なものはなく”あたり前の朝食”。
しかして至高の”あたり前”。
海苔を温める仕掛けはこちら「あさば」さんが最初だったやに記憶しております。
そして全国いろんな旅館で模倣されていますが、やはり違いますね。
香りが飛ぶから嫌いというご意見も散見しますが、あさばさんに於いてはこのスタイルがいいのではないかと。

食後もごゆっくり、とお茶に冷水がまた供される。
どこまでもどこまでも優しい。

そして後ろ髪を引かれながら後にしたあさば旅館。
事前に色々な口コミなどを拝見し、「以前のあさばではない」「サービスが落ちた」などというものも散見されましたがなるほどなるほど。
確かに思っていたような敷居の高さは感じられず、私としてはいい意味で以前より肩の力が抜けたのかなと思いました。
それでいて掃除やタオルの交換など、感じないうちに供されているのは以前から聞いていたものでした。
「日本一の宿」の噂にたがわず、しかして親しみやすさもある、さすが「あさば」。
重ねて訪問してこそ、更に味わいがあるお宿ではないかと思います。



あさば旅館 / 修善寺駅大仁駅牧之郷駅
昼総合点★★★★ 4.2


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