夕食はお食事処「西洋膳所 ジョンカナヤ」にて。
時間は18:00~で何時でもいいようですがチェックイン時に一応何時にするか聞かれます。
ウチはモチロン一番早い18:00で。
入口入ったところにはステンドグラス。
窓際にしますか?と聞かれたのですが真っ暗で何も見えなかったのでソファもある席へ。
テーブル上にはキャンドルが。
ドリンクメニュー。
ウチはマリアージュプランでお願いしていたのであんまりよく見ていません(;^ω^)
メニューを見てもさっぱり内容わかりません(笑)
テーブルセッティング。
これも以前は箸が塗のものでなく持ち帰れたと記憶していたのですがそのサービスはやめたみたいですね。
写真を撮り忘れましたが右上にグラスの足が見えているのがアペリティフの、ジョン金谷鮮治が飲愛していたというシャンパーニュ「ナポレオン」。
Un moment à l'ombre des arbres 木陰のひととき
・フォアグラのフラン
・黄色いトマト
・ふじのすそのポークの生ハム
前菜はなんだか小洒落た感じで来ました(笑)
フォアグラのフランが実に美味しい。
オリーブとケッパーとニンニクのバター
米粉のパンと小さいフランスパン
Cadeau d' étè 夏のおくりもの
ワイングラスで供されているのがマッシュルームのコンソメスープ。
こちらのスペシャリテ金谷卵。
温泉卵にマッシュルームソースで中に胡桃があっていろんな食感が味わえます。
これを置くために折敷に穴が開いてたんですね。
ペアリングのワインはシェフ・ド・ランの女性もコミ・ド・レストランの女性も早口でどれも聞き取れず(苦笑)
まぁいいのよ美味しければなんでも。えー、ロゼです(笑)
Poisson cru おつくり
・黒ムツ炙り
・ハガツオ
黒ムツは塩、ハガツオは土佐醤油で。
お造りへのペアリングは日本酒でした。
Bienfaits du soleil 太陽のめぐみ
茸と玉蜀黍のスープ、中には鴨のフォアグラ。
ペアリングは白。
Murmure à la surface d' eau 清流の躍動
鮎はフォアグラのソースで焼いてある。蓼酢と思いきやクレソンのソース。
よく食べる鮎の塩焼きと違ってフレンチなこれはまた別の味わい。
抜群に美味かった。
こちらにもペアリングは白。写真は失念。
お肉料理用のナイフはラギヨール。
En traversant la terre en courant 遥かなる大地を駆けぬけて
・若鶏のコンフィ
私はこちらをチョイス。これはもう火の入れ方が抜群。
溶けるような舌触りで、味も見た目とは違いしっかりとした味付け。
ソースはフォン・ド・ボライユかな?
・ビーフシチュー
これもナイフなんかいらないくらいの柔らかさ。
そして金谷グループですもんそりゃこれは間違いないですよね。
お肉料理は3品から1品チョイスだったのですがもうひとつは相州牛のフィレステーキだったかな?
ペアリングはもちろん赤。
Fromage ハーモニー
クリームチーズかと思いきやパルメザンチーズだとか。
Vent de L'étè 草原を渡る風
水切りヨーグルトとラベンダーのアイス
ここでもまだロゼがペアリングされる。
JOHN KANAYA 贈り物
このなかからおひとつどうぞ、と。
全部くださいよどうせなら(笑)
珈琲の用意が。
フレンチプレスはbodum。
こういう感じで供される珈琲はコーヒーの成分がまるっと抽出されて、コーヒーのボディ感を愉しめました。
和フレンチということになるのでしょうか、いろいろと趣向を凝らされて、面白く、そして実にどれも美味しい。
メートル・ド・テルの男性は素晴らしく手慣れた様子で料理の説明も立て板に水。さすが金谷リゾートと思わせるサーヴィスでありました。
しかも、ペアリングのお酒をいくつかお代わりしたんですけど食事後のチェックでまったくついていなかったので追加した分がついてないですよ、と言ったら満面の笑みで「カナヤのサービスでございます」と来た。サービスが嬉しいのもモチロンありますが(笑)、その仰り方がね、素晴らしくかっこよかったんですよ。
やるよね、金谷。
La mode est mode,le style jamais.
流行は時代遅れになるけれど、スタイルは不変なのよ。
-ココ・シャネル-
西洋膳所 ジョンカナヤ (フレンチ / 強羅駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1