伊豆・箱根 晩夏の方程式旅 Day3-① 玉峰館 その⑤ 朝食編


朝食も夕食と同じくお食事処「旬彩 六感」で。
ほうじ茶以外のドリンク欲しけりゃ有料ですと。
\500くらい払ったっていいけど逆にケチ臭いのでこういうのはやめた方がいいと思います。
さすがにグラスビールは有料でもいいと思いますけどね(笑)

事前にセッティングされているのは漬物だけ。

漬物は胡瓜に牛蒡にすぐき?みたいなもの。

ひと通りおかずが揃ったところこんな感じ。

重箱の中はたぶん作り置き。
・カツオのたたき
・小松菜のお浸し
・出汁巻き卵木の芽餡かけ
・南京のそぼろ煮
・煮豆腐
・紀州の梅干し
・ちりめんじゃこ
奇を衒わず、しっとりと美味しい。

メインはやっぱこれですね。
下田の小木曽商店さんの干物。

伊豆下田  干物専門店 小木曽商店

鯖と鱒かな。
焼き具合が絶妙でそれこそ外はカリッ中はフワッとしていてジューシーでありながらクドくなく旨味がぎっしり。
こんな旨い干物初めてです。

ローストポークの下には大根の煮物。
柚子胡椒と相俟って実に美味しい。

ご飯は朝も山形産つや姫。

お揚げの味噌汁。
朝にはこのシンプルさが実にいい。

デザートはスイカの上にコアントローのジュレとチョコを塗して。
チョコとスイカの種がどっちかわかんなくて少し困る(笑)

「朝食はこんなんでいいんだよ」と言うと失礼かもですがなんかすごく目立つものがあるわけでもないけど上質な朝食。
当り前のものが当り前に美味しい、というのが実は大変難しいということを痛感した朝食です。


玉峰館さん、結論から言うと意外というと失礼ですが素晴らしかった。
大手が入ってリニューアル(星〇やとか)、のパターンを忌み嫌うウチ夫婦が大変気に入ってしまいました。
実に上手にリニューアルかつコストダウンされていて至る所が「ちょうどいい」。
そしてなにより食事が美味しい。なにか目を引くような豪華なものがあったりするわけではないけど少し面白い仕立てなどはあって面白いし、何よりしっかり美味しい。
室数16というのも賑やかすぎずいいですし、偶々かもしれませんが客層が実によかったです。
峰温泉、周りにもお店などもなく道に面していながら夜も静かで大変落ち着きます。



玉峰館旅館 / 河津駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7



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