みちのく紀行 いい湯いい雪いい酒肴 Day3-⑥ |Hotel Jogakura(ホテル城ヶ倉)③ 夕食編

まずはお品書き。
刺身がないのがいいですね。
山の中の宿で刺身ってなんか違う気がするんですよね。

◆先附

・帆立塩辛
やっぱり青森の帆立はサイコウ。
サーモンと和えた塩辛で、ねっとりと舌に絡み合う食感は心の刻十三月さんで朝食にいただいた鮭と白身の麹漬けと同じく実に麗しい。
あんまり塩辛好きではないのですが味付けが濃すぎず美味しかったです。

・鮎甘露煮
とりたててどうということもないですがビールはすすみますね(笑)

・零余子海老馬鈴薯和え
零余子と馬鈴薯を和えてもなんというか同類すぎて・・・と思ったのですが食感が違うのでこれはこれでアリですねぇ。
あっさりした味付けなんですけど早く日本酒が欲しくなる味(笑)

ビールはサッポロ黒ラベル中瓶 \700

日本酒は1合づつガラスの徳利で供されます。
・如空 純米 \700
・豊盃 純米吟醸 \800
・田酒 特別純米 \750
如空と豊盃を各2合、田酒を3合いただきました。

◆サラダ 蒸し鶏サラダ
ま、これは普通です。
でもまぁ野菜嫌いなウチの奥さんが平らげてたから野菜美味しかったのかな?

◆焼物 蟹甲羅焼

具を露出させてみた。
よくあるグラタン仕立てではなく蟹味噌仕立てで酒呑みにはたまらない。
とりたてて工夫があるわけでもないのですが、帆立も入っていてナイスな居酒屋メニュー。

◆揚げ物 河豚唐揚げ 海老煎餅
胡椒仕立てでこれまた酒がすすむ・・・

◆焜炉




豚トロ焼き
唐突に豚トロ(笑)
これがシャモロックだったりしたらうれしかったんだけれども。

◆香の物 胡瓜漬
素朴な味。漬け具合抜群でした。

◆止椀 蛤潮汁
酒呑みにはうれしい貝の出汁。青森は隠れた貝の名産地。美味しいです。

◆食事 帆立と雲丹炊き込み
ここにも帆立。と雲丹。これが味付け濃すぎずよいですねぇ。
する~っと自然に呑みを終了させられる。

◆水菓子 玉蜀黍ソルベ
思った以上にトウモロコシ(笑)
ほんとトウモロコシまんまでした。

お茶が出て終了~♪

【総評】
トータルしてくずし割烹という印象。
しっかりしたコース、とまで気取ってなく自分でアラカルトで頼んだかな?と思うような。
それぐらいお酒がすすむ味付けで素晴らしい。
それもただただ濃い味付けというだけではなく薄い味付けのものも酒がすすむというのが面白いです。
コスパの話をするのは嫌いなのですがひとり1万円台の宿でこれなら十二分。
量は、私で腹七分目という感じだったので男性だと少し少な目かもしれません。
ご飯もおかわりできるってことでもないのでそういう時は売店でカップラーメンでもどうぞ(笑)

この夜の寝酒は陸奥八仙。
八戸の酒ですね。


Jan.28, 2018 Sun.

ジョウガクラ旅館・オーベルジュ(その他) / 八甲田山)
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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