唐津ではGWに唐津やきもん祭りというのをやっているのですが、その前日に行った波佐見陶器まつりは賑やかでホントに大勢の地元九州の方がやってくるセール会場といった趣なのに対して唐津はしっとりとした雰囲気でゆったりとした時間が流れている、個人的にすごく好きな雰囲気でした。
そしてそこで出逢った作家さんが岸田匡啓さん。
一緒に行った友人と同じ静岡出身ということでなんだか意気投合(したつもりw)。
そしてぐい呑みに鍋島を注いでいただいて…。
そりゃ買いますよ(笑)
っていうかなんだか一目惚れして買ったぐい呑み。
本当に薄い皿状でほとんど量が入らないので酒量が抑制されてよかったんです(;^ω^)
そしてお気に入りでよく使っていたのですが、6月18日に私の住む大阪府茨木市と隣の高槻市を中心に遭った大阪北部地震で割れてしまったのです。
他はテレビくらいしか壊れなかったので、買い換えたテレビ以外ではいつまでもこのぐい呑みがないことがなんだか心の中で棘のようにあって。
熊本の震災を呑んで支援だ!なんつってバカみたいに行った旅でできたご縁が壊されてしまった。
ですから10月に今回の作陶展のご案内お葉書戴いたときには少し涙が出ました。
なんだか勝手にご縁を感じて、これは是非買いに行かねばと。
と前置きが長くなりましたが、11/7(水)~11/13(火)の予定で大丸心斎橋店 北館12階 現代陶芸サロン桃青 にて開催されていた岸田匡啓 作陶展に行ってきました!
なんだかお金持ちしか来なさそうな百貨店の上層階の、しかも奥の凛としたスペースにおずおずと入って行きますと懐かしい顔が。
岸田匡啓さんは変わらず若々しい。
ってそもそも若いんですけどね、私より10も下ですし。
ですけどなんだか懐かしく、少しその時の話などさせていただき早速作品を見せていただきました。
どれもこれも目移りして全部買い占めたいぐらいの気持ちでしたが当然そんなわけにもいかず。
数点、これでも私からすると清水の舞台から飛び降りる気持ちでお買い求め。
朝鮮唐津徳利 \17,280(税込)
いや~唐津焼を好きになったのはこの朝鮮唐津に魅せられたからといっても過言ではありません。
なんていうんですかね、傾奇者と正統の間みたいな。
派手過ぎず、地味すぎず。
朝鮮唐津ぐい呑 \8,640(税込)
同じくぐい呑みも朝鮮唐津を。
いいなあ。
専門的なことはぜんぜんわからないけどやっぱいい。
碧唐津ぐい呑 \8,640(税込)
調子に乗ってこんなものも。
これも碧が実にいい。
酒を入れたらもっと映えそうな。
黒唐津ぐい呑 \7,560(税込)
これは割れてしまった前のものに似た色・形にこれだけは買わずにはいれまいと。
明細ではぐい呑となっていましたがこれは盃ですよね(笑)
いいですよね、盃。なんだか出陣前の武士のような気分になる(笑)
今回買ったものを全部並べてみた。
いい。見てるだけで酒がすすむ。
また、唐津へ、行こう。
Nov. 7, 2018 Wed.