2018夏 長崎離島アイランドホッピング旅 Day5-⑥ | 奥壱岐の千年湯 平山旅館③ 夕食編


さて夕食です。
「壱岐 むらさきウニ祭プラン」ですので殻付き雲丹、雲丹蒸し、雲丹丼がついてきます。
花・鳥・雪・雲の4部屋は夕朝食ともにお食事処での食事となります。
他の4部屋はお部屋食になります。
お席はこのようにセッティングされています。

生ビールはヱビス

席に着く前にセッティングされている前菜等。
写真を撮り忘れましたが食前酒は自家製プラム酒。

【もずく酢】
左下に写っているのがもずく酢。
まあこれは凡庸な味。

【トサカノリの柚子味噌和え】
左上に写っているのがこちら。
これもまた特に取り立ててどうということはない味。


【殻剥き赤雲丹】
かつては女将が剥いてくださったとかいう話だったんですがセルフでした(笑)
まあ私的にはそのほうが気ままに食べれてよかったんですが。
味は言うまでもなく美味い!
非常に濃厚でクリーミーで…これでどれだけ日本酒が進んだことか。

【チーズ豆腐】
チーズ豆腐とは初めて食べました。
これもここの旅館のスペシャリテらしいですがいや本当に美味しいです。
チーズと豆腐、発酵食品同士だから合うのは当たり前か。いや素晴らしい。

【造里】
・平政
・鰹のたたき
・アラ
・栄螺

美味くないワケがないですよね。
ヒラマサもカツオはもちろんアラはかなり美味しかったのですが、食べなれているはずのサザエがなんだかものすごく美味しかった。
なんだかすごく後まで味が尾を引くというか、滋味深さがとんでもなかったです。

【烏賊活けづくり】
美味しかったのだけれども、透明ってまではいかないんですね。
どうしても呼子のイカと比較してしまうのは悪いクセ。
見た目以上に美味しかったです。

ゲソはもちろん唐揚げに。

壱岐の唯一の地酒蔵、重家酒造さんの横山五十。
これがまた料理によく合うさすがのマリアージュ。
テロワールは重要です。

【カボチャのスープ】
カボチャのポタージュですが、カボチャ?っていうぐらいなんだかお上品な味わい。
これも美味しいです。

【焼物】
・伊佐木の塩焼き
・栄螺のつぼ焼き
・玉蜀黍のバター醤油焼き

ここでも栄螺が滋味深かった...まさか栄螺に一番感動するとは思わなかったなぁ。
伊佐木も玉蜀黍も酒がよくすすむこと。

【烏賊の煮物】
これはまぁよく知ってる味というか。特筆すべきことはありません。

【おろし蕎麦】
おろし蕎麦といえば福井、と思っている私。
特にここで出さなくても、と感じてしまいました。

【雲丹蒸し】
要は雲丹の茶碗蒸し。
やっぱり雲丹は温めるのはあまり好きではないかなあ私は。

【雲丹丼】

雲丹が贅沢な量だこと。
ご飯は少な目でほとんど雲丹食ってるだけみたいな(褒め言葉)
まあ壱岐で雲丹は間違いないわね。

御椀はなんだったかな?白身魚が入ったお味噌汁。

【とろけるプリン】
デザートはプリン。
うーんまぁこれも普通。


トータルして、美味しいです実に。
しかしその美味しさというのは素材のよさであって、特に京料理などに慣れている方には不満が残るかもしれません。いわゆる田舎料理の粋を超えないと言いましょうか。
まあすっかり雲丹好きな私はおいしい雲丹をたっぷりいただけただけで満足ですが(笑)

あと当たり前かもしれませんが食事処には食事をサーブしていただく際にしか仲居さんがいらっしゃらないのでドリンクを注文しづらいです。
しょうがないので早めに頼んで2合づつぐらいもって来てもらいましたが。
最初のビールなんてすぐ空いちゃうんでそのタイミングぐらいは少し気にかけていただけるとありがたかったかな。

Aug.28, 2018 Tue.



平山旅館旅館 / 壱岐市その他)
夜総合点★★★☆☆ 3.6

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