2022 夏 肥前がばいうまか旅 Day2-② Villa del nido

ヒルトン長崎での朝食をドリンクだけでグッと我慢したのはお昼にここに来るから。
一路、島原半島へ向かい、国見にある「Villa del nido」さん。

駐車場は3台くらい駐められるかな。
予約も3組しかとっておられないようでしたので問題ないですね。
店内にはもう一組ぐらいテーブル置けそうでしたが、綺麗に磨き上げられたグラスが。
シェフと奥様のお二人でのオペレーションなので3組がベストという判断なのだろうと推察します。
テーブルセッティングも非常に美しく清潔感溢れます。

メニューはイマジネーションを膨らませるタイプです。

ペアリングもよさげです。

ハンドルキーパーなので自家製サイダーを。
梅のサイダーだったかな。
梅からシュワシュワしてます。

◆煮浸し
車海老をどないかしたんをモロヘイヤで包んで煮浸し。
うわー凄いなんだこれ!(語彙力皆無)車海老のプリプリ具合にモロヘイヤと相まって抜群の食感、味わい。
◆湧水パン
島原の湧き水で手作りのパン。
これマジ美味い(片言)。
イタリアン、フレンチは美味しいところはやはりパン🍞も抜群に美味しいですね。
◆生魚
ハナオクラをどうこうしたやつの下にキジハタ。
どうやったら思いつくのかこういうの。ただの生魚ではなくハナオクラによって昇華している。
◆モリ付き海中神経締め
スジアラのフリット。
見た目はシンプルですが口に入れるとものすごく複雑な味。
何層にも幾重にも味がやってくる。サックリとした揚げ具合もあり聴覚でも美味しい。
パン。今度は島原のアオサが練りこまれているとか。
あぁ美味い。あと何回「美味い」って言うでしょうか私。
◆種採りじゃがいも
ジャガイモ🥔のポタージュ的な。
周囲にはコウカイという貝などと野菜が。
かき混ぜて一緒に食べるとなんだか口福。
◆素麺
具は多比良ガネ・タマネギ。島原の素麺は日本一細いとの説明を受けましたがそれも頷ける細さ。細いので多比良ガネというワタリガニの味が素晴らしく舌にまつわりつきめくるめくディープキス。
もう脳が蕩けるかと思いましたよ。
◆米香
餅米の雑炊仕立て

よくわかんないので具を掬ってみました。
ここにもコウカイ、いたかな?
◆平飼い親鶏
これも親鶏の旨味が凝縮されたスープが絡みつきまくったパスタ。スゴイ。
クリームパスタなんだけど、クリームよりも鶏が強く、ブイヨン風味のような。
◆肉
黒毛和牛のハラミ・アオナス。
ハハハ、もう笑うしかない。これはもう芸術です。
◆デザート
なんだったかのグラニテ。
なんかすごくカカオカカオしててうれしい楽しい大好き。
◆寺門さん焙煎珈琲
珈琲までしっかり地のもの。

小菓子も長崎だけにカステラっぽいものとかいろいろすべて実に美味しかったです。


3月に「ca'enne」さんにお伺いしてからイタリアン、フレンチ、ひいてはローカルガストロノミーなお店に興味を持ち、島原に素晴らしいお店があると聞いて今回訪問させていただいたのですが、「ca'enne」の臼井シェフもこの夏こちらに行ってらっしゃったようですね😀
いやもうこちらの「Villa del nido」さん、近くに来たら、ではなくこちらを目的に島原を訪れるべきお店です。



villa del nidoイタリアン / 多比良駅
昼総合点★★★★ 4.6



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