2019冬 南東北いきかえりの旅 Day6-③ 山形座 瀧波① パブリック編


最終宿泊地は山形は赤湯温泉にある山形座 瀧波さんへ。

山形座 瀧波 山形・赤湯温泉
以前は「いきかえりの宿 瀧波」と称して営業されていて、非常に郷土色豊かな宿で行ってみたいと思っていたのですが叶わず。しかし平成29年に自遊人・里山十帖のサポートを得て大幅にリニューアルされて山形座 瀧波として生まれ変わりましたこのお宿を最終目的地としてようやく訪れることができました。
今回の旅を「いきかえりの旅」と称したのも、こちらでいきかえらせていただこうとの思いから。しかしてその願いは本当に叶ってしまいました。私としては本当に理想のお宿であったのです。

山形座 瀧波さんのある赤湯温泉は秘湯でもなんでもなく、至って街中にあります。
近所には辛味噌ラーメンで有名な龍上海もあれば宿の斜向かいにはこんな大型スーパーまであり、非常に便利です。
その分、温泉街には風情はありませんがご心配なく。
宿に入ればそんな喧騒とは隔絶された素晴らしい雰囲気があります。

玄関向かいの駐車場に車を停めて門をくぐります。
この門は、リニューアル前からあったもので、伊達政宗由来の高畠町の武家屋敷にあったものを移築したもので薬医門という名前ですが、今では「福徳門」と呼ばれているそうです。

またこの母屋も築350年の庄屋屋敷であったり、各部屋も山形の古民家など歴史のあるものを移築したりしてリニューアル後も郷土色はバッチリ存在しています。

アプローチの途中には飲泉所。
痛風に効くとのことだったので結構飲ませていただきました(;^ω^)

中に入るとどーんと広いロビー。


普段、温泉以外は部屋からあまり出ない私がここでは結構このロビーで寛ぎました。

というのもロビー脇にあるこのラウンジ。昼間はコーヒーやお茶だけしか置いていないのですが、

夜には各種お酒が呑み放題なのです(^^♪

ジャックダニエルをロックで

と、もちろん「皐ロ万」純米大吟醸一回火入れをグビグビ。

の前にまずはこちらでヤコブセンのスワンチェアに腰掛けチェックインのお手続きを。
あ、あのおねいさんが入って行くところがラウンジです。

上は吹き抜けで気持ちいい。

玄関も広々。

ウェルカムドリンクはずんだシェイクとずんだ餅におこうこ。

もしくは日本酒「裏・雅山流」。
これもいくらでもお召し上がりくださいとのこと。
さすがに昼間からそんなに呑みませんがこういうところで微妙にケチ臭いの嫌なんで嬉しい。

ロビーには暖炉が。やはり自然の火はいいですねぇ。



土産物は地のもの尽くし。
素晴らしいですなぁ。

さてロビーから大浴場やレストラン、また客室のSAKURA、YAMAGATAへ向かう通路。

YAMAGATAのマーク。

とSAKURAのマーク。
非常にアイコニックなデザインでわかりやすい。

廊下の床は木材の木目をあえて感じさせる造り。
これが裸足で歩いているととても気持ちいいんです。


浴衣や館内着はこちらからご自由に。
従って何着でも着替えられるということですね。これも素晴らしい。
超高級旅館に慣れていると戸惑いそうですが、私はある程度セルフな方が楽しい。

玄関脇には薪などが。

到着時、駐車場に車を停めたら雪が降っていたのでスタッフの方が傘を持って走ってきてくださいました。
恐縮するぐらいのおもてなしで感動いたしました。



夜、外に出てみました。
玄関先が非常に幻想的で美しかったです。

明朝の玄関先。
雪が降って風情がありますねぇ。


ロビーなどのいたるところに活けてあるお花が素敵。
変に豪華すぎるのでもなく、しかし貧相というわけでもない。
非常に贅沢な質素な空間。
とても面白いし落ち着く宿でありました。































もちろん安定の呑み過ぎ(笑)
しかし一休からの予約で\7,000オフ。
なかなかお得に泊まれました。

Jan.23-24, 2019 Wed.-Thr.


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