久しぶりの太田和彦先生シリーズです(笑)
●●●函館 四季粋花亭●●●
まさに五稜郭へ向かう途中にあります。
3,700円、5,500円のコースがあり、5,500円のコースをお願いしておきました。
カウンターはあるのですが以前からあまり好きではないとおっしゃっていた通り、今はカウンターは使われていない模様。
小上がりの座敷のみになります。
これは少しいただけないかな。
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こだわりが感じられるラインアップです。
これ以外にもいろいろあるのですがバイト君が不慣れでなかなかご案内いただけない（苦笑）
店主も最初は料理に集中しておられてなかなか行き届かないこと多々。
まぁしょうがないですね(笑)
まずは生ビール。
ヱビスがうれしい。
これを戴きたくてお伺いしたようなものです。
最近、お通しに拘っている居酒屋さんが面白いなぁと。
ただそもそもコースになってしまっているのでここでの驚きは若干薄れます。
コースだからお通しじゃなくて前菜か。
まずは二世古。
チェイサーありがとうございまーす！
牡蠣、真ゾイ、北寄貝、鮪、サーモン、タイの昆布〆
ここもあまりひねりがなく凡庸。
このあたりからちょっと面白くなってきました。
ただの煮付けに見えて実に手練れな手腕が見てとれます。
あっさりでありながら実に滋味深い煮付けというのは本当に尊い。
しかもカジカ。実に美味しかったです。
バッチリでしたね。
函館で八丁味噌！
函館和牛というのもはじめて聞いたのですが美味しいですね。
調べてみると木古内で飼育されているあか牛だとか。
なるほど、あか牛でしたかそりゃ好みですわ(笑)
蝦夷鮑は岩海苔とともに肝和え。
もちろん絶品。てか火入れが抜群。
鮑って火入れ具合で固くなりがちですがこちらは本当に柔らかく美味。
アスパラガスも凡庸に見えて実に素晴らしかった。
ただの胡麻和えなんですけどねー(笑)実に美味しいんですよ。もうようわからん(;^ω^)
ごっこ汁は本当に北海道だなぁ～という気分になりますね。
正直あまりごっこは好きではないのですが、こちらのは美味しかった。
なんだろう、なんだか上品だったんだよなぁ。
しかして〆のご飯はコレ！
これが本当に美味くてねぇ…（嘆息）
史上最高のすき焼きといっても過言ではありません。
実をいうと予約時間というか開店時間を勘違いして1時間早くお店をうかがってしまいましたがその時も少し不器用なご対応(笑)
まぁ間違った私が悪いワケでなんの文句もないのですが、その際にいらっしゃった奥様がおられなかったのは小さいお子様がいらっしゃったりするのかな？以前の口コミを読むと奥様が接客の重要な部分を担っていらっしゃったような。
私のように太田和彦センセの番組を観ていらっしゃると若干の違和感があるかもしれません。
ただ、番組を観れば逆にわかるように本当に不器用というか武骨なご主人なんだと思います。というか本当に料理に対して真摯なのだと思います。
ですので懇切丁寧な接客を望まれる方には不向きかもしれませんが、しかし、美味しいものをこれだけ安価でいただけることを考えると十分すぎると思います。
あと、奥様が復帰されるとまたいろいろと変わるのかもしれません。
ただ一点、極めて小食な我々夫婦でも量が足りなかったので珍しく2軒目へ行ったことを考えると大食漢な方にはいささか辛いかも(;^ω^)
二人で\18,640。安いと思います。
四季 粋花亭 （割烹・小料理 / 五稜郭公園前駅、杉並町駅、中央病院前駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.4
