2020冬 雪のない雪消月の南北海道旅 Day3-① 厨翠山 その⑤ 朝食編


少しづついろいろ。
これはソソる朝食ですね。

◆厨の出汁
一日の始まりは、出汁の香りから。
利尻昆布と、上品な味わいが出る血合い抜きの鰹節を削り、丁寧に引いています。
水は、夏は札幌のおいしい湧水として知られる「龍神の水」、
冬はニセコ近くの「京極のふきだし湧水」を使用いたします。

一杯目は、塩のみでお吸い物のように。(一、宗谷の塩)

ということでまずは塩のみの出汁を。
いやぁ~、これはありがたい。
酒を飲みすぎるのでだいたいいつも朝食はなかなかに厳しいのですが、これは一気に胃を起こすとともに整えてくれる。





二杯目は、味噌を加えて。

お好みで手作り豆腐をさっとはなし、削りたての追い鰹の香りとともにお召し上がりくださいませ。

そしてこれがまた実に旨い。
あ~出汁が美味いのは何物にも代えがたい。

◆目覚めのお飲物
・黄色いとまとじゅーす
・美瑛じゃーじー牛乳
・むきたて おれんじじゅーす

これもポイント高い。
朝はドリンクはたくさん欲しいんですよね。

◆和洋のおとも
・たらこ
・湯葉梅添え
・ちーず味噌
・鮫軟骨の梅水晶
・牛蒡蒟蒻
・白魚の広島菜和え
・しじみの甘辛煮
・椎茸と海苔の佃煮
・鴨叉焼

あーこれもいい。
ちょっとづいろいろ。
良すぎて朝から飲みたくなる(笑)

◆水槽野菜のすてぃっく
たぷなーどそーすを添えて
Flower of Ocean シホ (五十四)

野菜嫌いの私が朝から全部食べるとか異常事態ですよ(笑)
タプナードソースが美味しかったんだよなぁ~♪

◆"おいしい”を、盛りあわせて
・おしょろこま 炭火焼 大根おろし (五十三、藻塩)
・べーこんのぐりる
・本日のお造り
・出汁巻き卵
・茗荷
・くわいますたーど
・翠のひと味
・出汁醤油のえすぷーま

これもちょっとづつなのが嬉しい。
オショロコマってのもいいですよね。

◆厨のごはん
道産米ふっくりんこの釜炊きごはん

紀州梅干し、黒豆納豆、玉子、のりも希望すればいただける由。
まぁおかずがたくさんあるのでお願いしなかったですが、黒豆納豆とやらは食してみてもよかったかもしれない。

◆余韻を爽やかに
食後でざーと

自家製プリン。
これもしっとり美味しい。


いや~厨翠山さん、さすが「第一寶亭留の厨房」を謳うだけあって食事が本当に素晴らしい。
そしてお部屋や設備、ホスピタリティまで含めてすべてハイレヴェルでした。
これで\30,000/人を割るんですからたまりません。




厨翠山 旅館 / 札幌市南区その他)
昼総合点★★★☆☆ 3.8


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