七日間の軌跡 Day3-3|萩をぶらり途中下車の旅 2017.8.27 Sun.


萩にやってきました。
とりあえずは松陰神社へ。



吉田松陰歴史館。
本当に明治維新に興味が薄い私、華麗にスルー(笑)

松下村塾がありました。
維新の長州藩の偉人ズラリ。
明治時代を創った人たちですからさすが有名どころが並びます。
こんな小屋からたった1年ぐらいでこれだけの人材を輩出した、というところですかね。
ひねくれものの私は「そりゃあこのグループが勝ったんだから当たり前っちゃ当たり前だよな・・・江戸時代だって徳川についた大名が生き残ったわけだし」なんていう身もふたもないことを考えてしまうのですねぇ。

お次は東光寺へ。

護国山東光寺は、元禄4年(1691)に3代藩主毛利吉就が萩出身の名僧慧極を開山として創建した全国屈指の黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院で、大照院とならぶ毛利家の菩提寺。総門、三門、鐘楼、大雄宝殿はいずれも国の重要文化財に指定されており、名刹の面影を残しています。
本堂裏の毛利家墓所は国指定の史跡で、吉就から11代までの奇数代の藩主とその夫人及び一族、関係者の墓があり、墓前には藩士が寄進した500余基の石灯籠が立ち並ぶ。このほかに、殉難十一烈士墓、維新志士慰霊墓八基などがある。また寺宝類も多く、長州藩御用絵師の雲谷派の絵画、県指定有形文化財の木額、柱聯、榜牌などが所蔵されています。
【 国指定重要文化財(総門・三門・大雄宝殿・鐘楼)】
―引用元:萩市観光協会公式サイト




なぜ奇数代だけなのか不勉強でよくわからないのですが、なんとなく毛利家の執念のようなものを感じます。
そのあたりが明治維新にもつながっていくのかなぁ~なんて。

お墓なんですがなんかビジュアル的にも美しい・・・。
静謐とした空気とあいまって少し背筋が伸びる感じ。


藍場川沿いをぶらり。
思った以上にただの町並み。
売店とかないそのカンジが結構好きです。

18世紀半ば 6代藩主毛利宗広が、参勤の折に岡山城下に立ち寄った際、岡山城下では瀬戸内海に注ぐ吉井川から城下へ倉安川という大きな溝を掘って水を引き入れ、城下の経済が潤い、生活に活用されていました。これを真似て、延享元年(1744)、農業用水路程度であったものを川舟が通れるように大きく開削したのが藍場川で、2.6キロメートルにわたり市内を縫うように流れています。
大川(松本川)より水を引いたので、それに対して溝川と呼ばれ、農業用水をはじめ防火用水、川舟による物資の運搬や水害時の水はけに利用されました。
その後、明和年間(1764~71)藩営の藍玉座が設営され、そのため川が藍色に染まり、いつの間にか藍場川と呼ばれるようになったといわれています。

今でもハトバと呼ばれる洗い場や、川舟が通りやすいように中央を高くした石橋などに昔の面影が偲ばれ、城下町の生活の情緒を伝え残しており、川沿いは歴史的景観保存地区に指定されています。
藍場川には現在鯉が放流され、周辺の風情は萩の中でも印象の深いところです。
-引用元:萩市観光協会公式サイト

鯉が泳いでいます

ここが取水口です

中はこうなっています。
旧湯川家屋敷にお邪魔して拝見しました。

藍場川沿いにある藩政時代の武家屋敷で、川沿いに長屋門があり、屋敷の中には橋を渡って入ります。主屋には玄関、座敷と茶室などがあり、特に茶室回りの意匠が優れています。また、川の水を屋敷内に引き入れて流水式の池泉庭園を造り、池から出た水を家の中に作られたハトバや風呂場で家庭用水として使った後、再び川に戻しています。このように藍場川沿いの民家では環境問題に配慮した水の利用法を見ることができます。ここにはガイドが常駐し、施設の説明を行っています。
-引用元:萩市観光協会公式サイト

とあるようにここでは使った食器を洗ったりしていたようです。

ここで煮炊きをしていたのでしょう。

水をここから汲み上げて利用していたとのこと。

お風呂も同様に汲み上げて利用

トイレは・・・水洗ではないですね(笑)

また別の場所から川の水を引き込んで

こちらの水は庭園に利用していたようです

こういう工夫している感じ、大好物です。
実は萩でここが一番行きたかったという(笑)

武将像シリーズ、今年は毛利輝元公です。

ということで萩城址。
指月城という別名の方が個人的には情緒があって好みです。

萩城は慶長9年(1604)に毛利輝元が指月山麓に築城したことから、別名指月城とも呼ばれ、山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城で、本丸、二の丸、三の丸、詰丸からなっていました。
本丸には高さ14.5mの五層の天守閣がありましたが、明治7年(1874)に天守閣、矢倉などの建物は全て解体され、現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめ、ここ一帯は国の史跡に指定されています。
旧本丸跡に歴代藩主を祀る志都岐山神社が創建された際、総面積約20万㎡の境内が指月公園として整備されました。城跡の構造をよく残していることが特徴で、園内には天守閣跡、梨羽家茶室、旧福原家書院、万歳橋、東園などの旧跡があります。また、幕末13代藩主毛利敬親が安政年間に藩主別邸・花江御殿に増築し、家臣とともに茶事に託して討幕の密議を凝らした茶室「花江茶亭」が明治22年に園内に移築されています。
-引用元:萩市観光協会公式サイト

夏みかん甘夏100%生しぼりジュース美味~い!
指月第一駐車場というところに車を停めて歩いてきたのですが、駐車場の前の土産物屋で売ってました。
本当に生絞りなので結構待たされます(笑)

さてここらで今晩の夕食の仕入れに。
見蘭牛を買いに来ました~。
見蘭牛とは、そもそも見島牛という日本古来種がありまして

山口県萩市沖から北西約45kmの場所にひっそりと浮かぶ小さな島・見島。ここに生息する牛が、見島牛。離島であるがゆえ、西洋種との交配を免れたことから和種としての原型と純血を保ち、昭和3年、国の天然記念物に指定されました。
-引用元:みどりや
「見島牛保存会」の農家による徹底した管理体制のもと、手塩にかけて育てられた《見島牛》。
その見島牛にオランダ原産のホルスタインをかけ合わせたのが《見蘭牛》、
萩産の黒毛和牛が《見萩牛》。どちらもみどりやのオリジナルブランド牛です。
-引用元:みどりや
ということらしいです。

食べてみてどうだったかは次回、キャンプ編にて。

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