七日間の軌跡 Day2-6|おふくろの味の最高峰 2017.8.26 Sat.

益田駅から小さい繁華街を抜け歩くこと約10分。

田んぼや畑に囲まれた街のはずれにぽつんと建つ古民家


太田和彦大先生曰く「日本一の居酒屋」、田吾作に到着!
まさにここへ来るために今回の旅行があると言っても過言ではありません。
ここがなければ一生来ることなかったかもしれないなぁ、益田。

この暖簾をくぐりたかったんだよなぁ~♪

暖簾をくぐるとこんな感じ。


下駄箱は銭湯の趣

玄関を入った入口は実は2階なのでこの階段を下りた1階が客席になります。

予約の時にカウンター指定するの忘れてた~リベンジしなきゃ~(;´・ω・)

ということで個室に通されました。

入ると既にお通しがスタンバイ。
どれも地味ではあるのですが口に入れると本当に美味しい。
素朴な味なんですけどねぇ~かんたんにいうとおふくろの味って表現になるんでしょうがそれの上位互換バージョンといった感じ。

とりあえずのビールはキリンラガーの大瓶

生ビールはアサヒのみ、瓶ビールもアサヒかキリンだったので消去法でキリンラガー。




メニューはこんな感じ。
これも素朴。
































たぶん夜も注文できる定食メニュー。
お昼に・・・来ないだろうなぁどうせなら夜に行くよなぁ。

なんだかこんな酒もあるようです

まずはモチロン活いかどーん!
一人前でお願いしたのですが、何人前でもいか一杯をさばいてくれます。
いかの大きさが変わるだけとのことでした。

やっぱ田吾作に来たらまずは活いか。
身からゲソからエンペラから何からガラスのごとく透き通っています。
いや~美味いな~いかなんて好きじゃなかったのに呼子のいかを食べて以来、いかの美味さに目覚めちゃったなぁ。

岩がき生でどーん
うまいのは言うまでもなく、さすが居酒屋、ちゃんと細かく一口サイズに切ってくれているのがナイス。



鮎のせごし。
本当は刺身を頼んだんですが間違ってせごしが来ました(苦笑)
奥さんがせごし苦手なんですよね~。だから刺身頼んだんですがまぁ仕方ない。
まぁいいですよとそのままこのせごしをいただいたんですが、その時の仲居さんの発言「普通みなさんせごしを頼まれますからね~」っておいwww
ミスしたんお前やろがい!いやまあオーダーとったのは違う人だったけど間違ったもの来ても「いいですよ~」って許容した客に言う言葉ではないやろwww
僕はお客様は神様だなんて1ミリも思ってないしどちらかというと「食べさせていただいている」と思っていますがあれはちょっと正気を疑う発言だったなぁ~。

えー、味は美味しかったですよモチロン。
さすが高津川の鮎。
とくにうるかがたまらなく美味かった。
酒がすすみすぎるかなりヤバイやつでした。

刺身盛り
特に変わったものもないのですが、その分かえって美味さがわかります。
一人前で出してもらったのですが小食な私たち夫婦にはいい量でした。
いやあのホント美味かったですよこの刺身。

カワハギの肝
カワハギってなんで肝と食べるのがこんなに美味しいんだろう。

カワハギ煮付け
いや~なんすかこれ美味いなぁ~。
味付けはすごくシンプルに感じるんですが(砂糖はまず間違いなく入ってない、みりんもおそらくない。醤油と素材の味だけなんじゃなかろうか?)、これが本当に素材の味を活かしているというんでしょうか絶妙に美味いんですねぇ。
なんというか「おふくろの味」の最高峰とでもいいましょうか。

お酒は萩の酒、東洋美人の純米吟醸と、そのあとは店オリジナルの田吾作 純米吟醸を何杯だったかなぁ?ずっと田吾作をいただきました。

〆て\21,580。
こりゃ正直安い。

食後、田吾作盃戴きました!
有名かもしれませんが戴ける条件は伏せておきます(笑)


居酒屋界の西の横綱で素朴でありつつも実に滋味深い肴で美酒に酔う素晴らしい夜でありました。
益田に過ぎたるもの、ここにひとつあり。

【2017/09/14 加筆修正しました】


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