蜜柑色の夏休み Day2-4 橘湾に沈む夕陽を眺める小浜温泉・旅館國崎 2016.08.27 Sat

2日目のお宿は小浜温泉へ





100℃にも及ぶ高温泉故に、常に湯気が立ち上っています。

ほのかに塩分を含む名湯にも恵まれている。こちらの小浜温泉は体を芯から温めてくれ、湯冷めしないと評判。橘湾に面した絶景の露天風呂も、海の魅力を凝縮した小浜温泉ならではの観光スポットと言えるだろう。 
-出典:onpara.jp


長崎県雲仙市小浜町の海沿いに面した場所にある温泉地です。
温泉・絶景・グルメと3拍子揃っており、新たなスポットも誕生するなど進化を続けている場所でもあります。
温泉としては、源泉温度が105℃と高く、湯冷めしにくいと口コミ等で評判のお湯です。
また、各種の露天風呂もおすすめです。

【温泉名】小浜温泉(おばまおんせん)
【所在地】〒854-0513 長崎県雲仙市小浜町北本町
【泉質】塩化物泉
【期待できる効能】神経痛・筋肉痛・リウマチ・切り傷・やけど・慢性皮膚病・痔
【問い合わせ】0957-74-2111 ※小浜温泉観光協会

小浜温泉観光協会 オフィシャルサイト - 小浜温泉は日本一熱量の多い温泉です。



そんな小浜温泉の中から本日は、日本秘湯を守る会会員宿、日本温泉遺産を守る会温泉遺産、日本厳選湯宿を守る会会員宿でもあります旅館國崎さんへ。

旅館国崎/長崎県雲仙市小浜温泉/ちいさな大人の隠れ宿
温泉情報

浴槽内湯露天
4(うち貸切2)貸切1
温泉使用量(㍑/分)430
源泉温度(度)97度
加水・加温・減温の有無加水あり
泉質ナトリウム-塩化物泉
利用形態源泉かけ流し
温泉情報備考



昔ながらの建築が趣がありますねぇ
































全9室で貸し切り湯が3つ、内湯も合わせると4つもお風呂がある素敵なお宿です。


チェックインするとお茶が。
おしぼりもキリッキリに冷やされていて炎天下を一日歩き回った身には大変ありがたかったです。
こういうサービス、いいですよねぇ。
































落ち着いた佇まい


さて早速温泉へ


































ここの貸し切り湯のシステムは少し独特で、3種の貸し切り湯すべて予約とか不要です。
1階玄関横にある石風呂、1階中央中庭脇にある檜風呂、2階から階段で上がった3階屋上にある露天風呂すべて入って鍵をかけるとこの表示が点灯するシステムとなっているのでわかりやすくていいですね。



まずは檜風呂です。
結論からいうとここがいちばんよかったです。
結局ここに3回入りました(笑)

































石風呂です。
ここは唯一冷酒を差し入れてもらって(有料)湯に浸かりながら呑めるお風呂なのですが、玄関脇にあるがゆえに道路に面しておりまして少々騒がしいのとなんか落ち着きません。あと湯温が少々ぬるめ。
鉄輪温泉レベルの熱さが好きな私には少々寒いです。


露天風呂です。
ナトリウム塩化物泉は無色透明でわかりにくいのですがこれだけ湯の華が浴槽に付着しているのを見ると「あぁ~温泉だなぁ~♪」と視覚的に実感できてうれしいです(笑)

ただここも少しぬるめ(石風呂よりは多少マシ)で、まぁ露天風呂なんでしょうがないんですがもう少し温かいといいなぁと。


この階段を上がっていきます




露天風呂の洗い場です。
どの湯も共通しているのですが「シャンプー・コンディショナー、ボディソープ」という定番に加えてフェイスソープがあったのが個人的にポイント高いです。
たいていどこも置いてないのでフェイスソープを持って行ってるのですがあれみなさんどうやって顔洗っているんですかね?


内風呂です
ここ、みんな貸切風呂にいくからでしょうね。常に貸し切り状態でした。
そして湯温もなかなか温かく、ここも結局3回も入ってしまいました(;^ω^)

温泉をたっぷり堪能したところで
さぁそろそろ夕食をいただきましょう♪

前菜

お造り
これも昨晩の多ら福 亜紗さんと同じく鮪、栄螺、鮑、真鯛、カンパチなど奇を衒ったものはないのですがひとつひとつが実に美味。
鮪の赤身が美味いところは間違いないです。


雲仙ポークの温泉しゃぶしゃぶ
これもよくある温泉宿で出るやつですが、雲仙ポークなかなかに滋味に溢れていました。



長崎だからでしょうね、豚の角煮。
長崎の角煮ってあっさり味ですよね。
聞くのを忘れましたがこれも雲仙ポークなんですかね?
肉自体の旨味がよかったです。


長崎和牛ステーキ。
赤身であっさり、すごく好みです。


茶碗蒸し
これはまぁ特筆すべきことはなかったですね



アラカブ(カサゴ)の煮付け
長崎はオコゼかアラカブか、というぐらいどこでも出てきますね。
いやぁしかしこのアラカブの煮付けは本当に美味かった。
小ぶりなサイズの方が味が濃厚な気がします。


吸い物もなんだか美味しく感じるなぁ~。
































ビールはキリン・クラシックラガーを


日本酒は宿オリジナルラベルですが雲仙は愛野町のあい娘さんのOEMですね
美味しかったです。
やはり地の肴と地の酒は合います。


赤ワイン派の奥タソ。
好物のスペイン・リオハ産を見つけてウハウハです(笑)

あと特筆すべきはビールから何からお酒全部キンキンに冷えてるんです。
なんでもかんでも冷え冷えが好みな僕はウハウハです。


食事を終えて部屋に戻るとこんなメッセージが。
こういうちょっとした心遣いがうれしいですね。
































朝です



何の変哲もない朝食ですがまぁ旅館の朝食ってこれがいいんですよ。

で、お会計ですが

プラン名:活造り会席プラン
チェックイン日(予約日):平成28年 8月27日(土)
部屋タイプ:和室
部屋数:1室
泊数:1 泊
宿泊人数:2 名

人数内訳(男):1 名  \16,000-(消費税別)
人数内訳(女):1 名  \16,000-(消費税別)

宿泊金額合計(消費税・入湯税別): \32,000-
消費税合計: \2,560-
入湯税合計: \300-
総合計(消費税・入湯税込): \34,860-

でした。
本当はこれにお酒を注文しまくったので+\13,600ほど払いましたが(;・∀・)

今回はすべての宿で九州ふっこう割を適用したのですがこの宿だけはふっこう割以前に予約していてその時点で満室だったので(しかも日本秘湯を守る会サイトからしか予約できなかった)、そのままで定価で泊まりましたが\16,000/人なら温泉好きには安いなぁと感じました。

あと旅の前でいろんなブログなどを拝見していると「温泉はいいが食事には期待するな」みたいな評価が結構多かったのですが、期待していなかったからか僕は非常に美味しくいただけましたのでそう考えるとかなり割安感があります。

うち、夫婦で2人とも呑兵衛なので安いビジホ泊まって外に呑みに行ったら結局これより高くつく、なんてこともざらにあるので・・・(;´・ω・)


あいにくの天気ですがそろそろ天草へ向かいますよ。

というわけでまだまだつづきます...


蜜柑色の夏休み Day3-1 宝の島、天草へ 2016.08.28 Sun



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夜総合点★★★☆☆ 3.6
昼総合点-
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