蜜柑色の夏休み Day3-3 キリシタン史跡を辿り下天草をぐるり一周 2016.08.28 Sun

崎津天主堂

 﨑津教会は、長崎の建築家・鉄川与助によって設計されたゴシック様式の教会で、現在の教会は、1934年(昭和9年)、フランス人宣教師ハルブ神父の時代に再建された。(明治以来3回の建て直しが行われた。)
教会は、尖塔の上に十字架を掲げた重厚なゴシック様式で、その堂内は国内でも数少ない畳敷きになっている。
建てられた土地は、ハルブ神父の強い希望で、弾圧の象徴である絵踏みが行われた吉田庄屋役宅跡が選ばれた。この禁教時代に厳しい絵踏みが行われた場所に、現在の祭壇が配置されたと言われている。
 1569年(永禄12年)、ルイス・デ・アルメイダ神父によってキリスト教の布教が行われたこの地では、1638年(寛永15年)の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも240年間に渡って「潜伏キリシタン」として信仰が守られてきた。
 この教会は「海の天主堂」とも呼ばれ、教会が建つ漁港一帯は、1996年(平成8年)、日本の渚百選「キリシタンの里 﨑津」に選ばれ、2001年(平成13年)には、日本のかおり風景100選「河浦 﨑津天主堂と海」、2011年(平成23年)には、天草市﨑津の漁村景観が「国の重要文化的景観」にも選ばれている。 

-天草宝島観光協会より引用

本当に普通の漁村の中に突如現れる教会です。
中も畳敷きだったりでいろいろと面白い所です。
なんというかすごくフォトジェニックな教会ですね。

-世界のくまもとさんより拝借

こういう写真を撮れば言いたいことが伝わるんだろうなぁ。
自分の写真のセンスというか初歩の知識も全くないのにあきれるばかり。




いたるところにありましたが家々の間に塀だとかがなく狭い小路になっているのですね。

崎津集落 
﨑津集落は﨑津港の西岸、金比羅山を中心とする岬の東裾野にあり、国道389号から分岐し岬の海岸沿いを走る旧国道(サンセットライン)の700m程の区間に密集する集落。道路を挟み山側は山裾を開削して建てられた家屋が一軒毎に連なり、反対側は最長でも50mほど(最短10m弱)で海に出てしまう。家屋の大半は10坪前後しかない。 
集落の景観を特徴づけるのは、狭い土地で暮らす知恵から生み出された海に突き出た平均幅5m四方の「カケ」(「掛け」が語源)というテラス状の木組足場と、密集した家屋の間をすり抜ける幅1m弱の「トウヤ(トーヤ)」(元来は「背戸屋」)という細い小路である。カケは船の係留や漁具の手入れ・干物干しなどに使われる。トウヤを抜けると海やカケに出る。現在、カケは19基、トウヤは約40本(戦後の下水道整備などに伴い私道として延長されたものがあり、数には諸説ある)[注 9]。どちらも現役で使われており、活きた民俗文化財であり稼働遺産である[注 10]。 
江戸時代中期まで﨑津の海岸線は現在よりも10mほど内陸側にあり、埋立により陸地を広げたことが発掘調査で確認され、その際の地割り(区画)が1823年(文政6年)に描かれた『天草嶋﨑津港近郷海濵要図』(九州大学記録資料館蔵)に記されており、護岸の石積みも含め現代までほぼそのまま保たれていることが窺える。
﨑津では現在でも正月以外にも注連縄を掛けている家があり、これは潜伏キリシタンがキリシタンでないことを表した偽装で禁教時代の名残である。
 
﨑津教会と﨑津諏訪神社を結ぶ道(カミの道)は、教会の聖体行列と神社の御神幸祭の空間(文化的空間)として共有されるなど、シンクレティズム・インカルチュレーション・アカルチュレーションの場として注目される。 
-Wikipediaより引用




ここへ来たら行かないと、と思っていた海上マリア像。
なぜかこのとき失念していて行くのを忘れてしまった...(;´・ω・)
時間はあったのに・・・

-世界のくまもとさんより拝借

こういう絵を見たかったんですが、どうせ雨模様でしたしね。
またの機会にということにしておきます。










































大江天主堂です。

キリスト教解禁後、天草で最も早く造られた教会で、現在の建物は昭和8年(1933年)天草への伝道に生涯を捧げたフランス人宣教師ガルニエ神父が地元信者と協力して建立した。丘の上に建つロマネスク様式の教会。 
-天草宝島観光協会より引用



お墓が独特です。
よく見る仏式の墓石の頭に十字架がのっかっているという。
いろんな歴史を感じるところです。

そのあとは本日のお宿は温泉ではありませんので本日の温泉へと。

下田温泉センター 白鷺館さんでひとっ風呂。

【温泉の効能】
泉質    ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度  51.3℃
飲用の効能  糖尿病、痛風
浴用の効能  切り傷、やけど、神経痛、関節痛、筋肉痛

透明な湯ですがトロトロ感がすごくて本当にいい湯でした。
町の銭湯的な浴場でこれだけのものに入れるのはうらやましい限りです。


 


その後天草をぐるっと上半分一回りして本日のお宿へと。

(写真はおっぱい岩のあたりから通詞島を望む)




つづく

蜜柑色の夏休み Day3-4 天草プリンスホテル 2016.08.28 Sun
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