鮨 難波

この日の昼食は富山市郊外の「鮨 難波」さん。
駐車場が少々わかりにくかったですがお店向かって左側のスペースにございました。
難波薫大将なので「難波」。大阪とは全く関係なく岡山出身で16歳の頃富山に来られ、その後広島「うえ乃寿司」富山「寿司栄」で修行後、27歳にて現在の地で独立された由。
そりゃ富山は食材がいいですからね。長野の「ca'enne」臼井シェフも「富山の食材はズルい(笑)」と仰ってました(笑)
清潔な折敷に既に勝利の予感。
調理場もとても清潔で素晴らしい。
ガリもザクザクと好きな感じ。
早速握りに入ります。
◆まずは平目。
文句なしに美味い。いや旨い。
◆平目 胡麻醤油漬け
同じ平目を胡麻醤油漬けと面白い趣向。日本酒欲しかった…夜にまた来たいです(早)
◆ヤリイカ 塩レモン
塩とレモンの加減が抜群でヤリイカの旨味を最大限に引き出している感じ。
◆富山のメジマグロ
次の鮪との比較で「富山の」と説明がありましたが明記していないものはおそらくすべて富山のものです。
◆宮城塩釜のマグロ赤身 
ムッチリ濃厚な赤身で頬が綻ぶ。
◆同じマグロの 腹側、 中トロ
そりゃ文句なしに美味いですよ。
◆炭火で火入れした ノドグロ
北陸に来るとノドグロが食べたいものですが火入れして少し脂を落としたコチラは絶品ですねぇ。
◆真鱈白子軍艦巻き
シーズン的にホント白子が美味しい。なんとなく北海道のそれとは味も違って繊細な感じがします。


◆甘海老で出汁をとった白味噌汁
実に美味しいそして白味噌大好きなのでうれしい。
◆甘海老
ネットリネトネトな甘海老に口中を支配されます。食後も味が残っているような気さえしたしっかりとした旨味。
◆〆鯖
これも〆具合がサイコウですねぇ。


◆酢飯の茶碗蒸し 富山本ズワイガニと 蟹味噌、自家製醤油漬けいくらを載せた大将曰く「鮨屋のおじや」。
こんなおじやを食べれたら風邪もすぐ治りそうな気がする。
何やら炭火の上で笹に巻かれて焼くというか蒸され?ているのは
◆穴子の 笹焼き
ふんわりフワフワ極めてほんのり笹の香り。こんなに柔らかい穴子初めて食べたかも。一口でいかないとホロホロ崩れそうなほどです。
オリーブオイルが準備されました
◆涙干瓢巻き 
これが辛すぎるのをオリーブオイルをつけることによって山葵の辛さが和らぎ美味しくなるという寸法。オリーブオイル無しで食べてみたら本当に涙が出た😅
◆甘海老のすり身が入った玉子焼き
オーソドックスな玉ながらしっかりとした仕事が感じられます。
◆甘味は 自家製の水羊羹、 砺波のイチゴ、金柑のシロップのゼリーに黒蜜。
今回季節的なものかイチゴがよく出た気がするのですがこちらは水羊羹にゼリーと相俟っていいバランス。
最後まで楽しませて戴きました。

〆て\6,600税込み
ウヒョー!!!これだけ食べてこれは非常に尊い費用対効果。
大将はじめ皆様とても丁寧ながらとても気さくな感じの良い接客で肩肘張らずに富山の鮨を満喫できます。
富山を訪れた際にはマストで行くべき良店です。




鮨 難波寿司 / 大泉駅
昼総合点★★★★ 4.1



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