アクセス
公式サイトでもとかくアクセスに関して(特に冬)脅される(笑)こちらL'evoさん。宿泊の数日前にも電話でスタッドレスなのかなど確認があります。私はつい「私をスキーに連れてって」のクセが出て「は~い、4駆にスタッドレス、チェーンも積んでま~す」とか答えてしまって赤面しました(苦笑)
そこまで確認されているのにワーゲンのビートルだったかで来てスタッドレスではあるようでしたが翌朝スタックしてスタッフに押してもらってなんとか脱出できていた方がいらっしゃいましたけどね。
L'évo | レヴォ:富山の奥懐・利賀村から発信する前衛的地方料理の進化
で、アクセスですが私は宿泊者限定の宿の送迎バスと同じルート、越中八尾駅からのR472~R471を通るルートで向かいます。
こちらが最寄りのバス停、南砺市営バスの「田の島」バス停です。この先を左に降りていきます。
その先の道からの道のり。
この日は雪がありませんが(もちろんL'evoさんで除雪してくださっている)、夜の間にドカ雪が降って70~80cmぐらいは積もりましたので完全にこの狭い道路が真っ白になっていました。
パブリック
コチラがロビー及びレストラン棟。チェックインもこちらで。
こちらが「COTTGE 1」。
今回私たちが泊まったのはこちらのいちばんコンパクトなお部屋。\44,000(税込)※サービス料 別途10%。
右が次に大きい「COTTGE 2」、左がいちばん大きくお高い「COTTGE 3」。
それぞれ\55,000と\77,000。
ありふれた言い方かもしれませんが、こんな山奥にこんな洒落たお店があるんですからねぇ。
こちらがフロント。
しかしてこちらで何かするということはありません。
ミシュランやゴエミヨ、食べログアワードなどが飾ってある台として役をなします。
チェックインはこちらのシートで。
とはいえウェルカムドリンクが出るでもなし。
素泊まり\44,000といえば大阪だとヒルトン、ウェスティン、帝国ホテルより高くインターコンチに限りなく近い金額。ホテルとして考えると不満が残るでしょう。
サウナ
いちばん奥にあるのがサウナ棟。大浴場ではなくサウナ。今風でありながら温泉がないことで諦めなかった結果だと思います。
ちなみに1グループで45分間の貸切。宿泊者のみになります。
この日は空きがあるとのことで翌朝も予約できますと言われたのですがそこまでサウナ好きじゃないのでお気持ちだけ頂戴しました。
入り口には薪がどっさり。
中の籠などもとても清潔。
タオルにサウナマット。
お水もしっかりと。
サウナルーム前。
前にはシャワーが。
冬は積雪で水風呂に辿り着けないのでこちらで体を流します。
バスアメは岐阜は飛騨高山の会社のyuicaというシリーズのKOTOHA。ややこしい(笑)
クロモジを使っているそうです。
この雪に阻まれて水風呂に行けません。
この先に水風呂があるらしいです。
でもここで十分に整います(超寒い)。
本場フィンランド式の薪焚きサウナ、とのことですが私は本当にサウナに入らない人なのでよくわかりません。
が、こちらのサウナはそこまで暑くなく(温度は70~80℃くらいだった)私でもゆっくりと気持ちよく入れ、珍しく30分くらいは入っていてしっかり体が温まりました。
こちらサウナからの帰りの道のり。これぐらいだから体が冷えることもなく部屋まで辿り着きました。
お部屋
お部屋は「COTTAGE 1」。\44,000/棟にサービス料10%で\48,400。35㎡でワイドキングベッド1台(幅 2m)。
こちらから入りいちばん奥にドアがあります。
このお部屋のよかったところは、この左側が駐車場になるので車に非常に近く荷物の出し入れがしやすかったです。ので、車を降りると「お荷物お持ちします」とスタッフの方が来られるのですがフロントにわざわざ持っていく必要ないな、と荷物を出しませんでした。もちろんチェックイン後も部屋まで荷物は持って行っていただけますが。
ここも見てのとおり雪が吹き込むので翌朝は真っ白でした。
冬は靴もしっかりしたもので来ないと困ると思います。が、そうでないゲストには長靴の貸し出しがあるようでした。っていうかそこまでアウトドア装備しっかりとして来ているのは私たちだけだったようです。
笠の貸し出しもあるので多少の雪でも安心。
さてでは室内へ。
三和土が広く雪を落としやすくて段差も使いやすかったです。
部屋に入ると木材の格子で各スペースを仕切り狭く見えない工夫がされています。
格子の向こうが水回り。
ベイシンは1つで奥行きが短いので結構水が跳ねて回りに飛び散る。
出てくるお水はモチロン水道が通っていないので近くの清水。ですので飲めます。
タオルとアメニティ。
サウナにあったものの小分けパッケージ。お風呂が温泉ではないのでアメニティと同じメーカーの檜の香りの入浴剤がありました。
この下にコンパクトに冷蔵庫が収納されています。
中には冷えた清水が。
これ、無くなったら蛇口から補充してくださいとのこと。同じ水ですからね。
バスタブは狭いということもなく。
ここも雪ビューです。
向こうには木々も見えいいものでした。
ただこのお風呂、カランから出るお湯を張るだけですので追い炊きができないんです。ですので朝はシャワーだけ。
オーバーヘッドシャワーがありました。
あんまり使わないんですよね私。
最近はこのオシャレシャワー増えてますね。
タオルウォーマーもありましたが何度も入るお風呂でもないのでそんなにありがたくはなかったです。
安心してください、ウォシュレットですよ。
暖房はこのエアコンに頼り切り。
寒ければ暖房器具を持ってきますとのことでしたがエアコンだけで大丈夫でした。コテージの断熱性がいいのでしょう。
カフェはネスプレッソ。
古道具のような収納。
ウェルカムドリンクが無かったのでネスプレッソ戴きました。
以前は無かったWi-fiがしっかり完備されていてしかもチョッ速。
夜の雪景色は非常に幻想的でした。
夕食
Cuisine régionale L'évo (夕食)朝食
Cuisine régionale L'évo (朝食)さいごに
もちろんレストランが素晴らしいので夕食とお酒を愉しむのならここに泊まるしかないよな、というか無かったら困るレベルで宿泊施設が無いので(近くの五箇山も考えたがこんな山奥でタクシーが手配できるか不安だったので)半年前からのお部屋争奪戦になんとか勝利しいちばん安いコテージを確保。宿泊施設としてミシュラン3パビリオンを獲得しているのですがサービスに関してはまだまだスタッフの経験値が足りておらずちぐはぐな場面も目立つものの若い人たちの一生懸命さが伝わりそれは微笑ましいものです。
なんとなく「ふふ奈良」に泊まった時を思い出します。
2020晩夏 まほろば寧楽の旅 Day2-④ ふふ奈良 その① パブリック編
ただ夕食の段で述べたサービスの拙さはなかなかにアレなのですが、ホテルと考えると先述したように値段が高すぎ不満が残るでしょうが、オーベルジュとして考えると食事についてはパーフェクトでありその辺り割り切って訪れると良いでしょう。もしくは富山からタクシーでGOです。
ちなみに直予約のみです。