杏ダイニング at 木ニセコ 2017.2.19 Sun.

さて気を取り直してディナーです。

この日は2014年12月にオープンしたので3シーズン目になります木ニセコにある杏ダイニングに行ってきました。

確か中国資本で開発されたやに思いますが、それだけあってなかなかにゴージャスなプライスでございます。

ので、ダイニングだけ頂きに。

ここはコースもあるのですが今回はアラカルトで頼んでみました。


まずは本日の刺身盛り合わせ7点盛り

帆立、ツブ貝、鰊、鮃、鮪、牡丹海老、曹以、北寄貝、勘八

刺身は盛り合わせ以外にはこの季節ヒラメの薄造りがラインナップされているぐらいなので鮃がいちばんしっとり濃厚で舌に絡みつくような旨味があって美味しかったです。

他のネタも鮪以外は道産もので、またネタにより細かく切り方、厚みも考えられていてそれぞれ味わい深くなるように隠し包丁も入っていてシェフの腕を感じます。


右上の方に見切れていましたが山葵は静岡のもの。


とりあえずビールをいただきます。
プレミアムモルツ生。
サッポロクラシックならなお良いのですが


厚岸産の牡蠣

生牡蠣と酒蒸しで。

少し小ぶりでしたが私としては小ぶりな方が好みなので問題なし。
小ぶりな方が味が濃い気がするんですがどうなんですかね?


ここらで奥さんは赤ワインへ。

Dourthe La Grande Cuvée Bordeaux Rouge

グラスでいただきました。



私は日本酒を。

日本酒はこのような器で供され、残りはワインクーラーのようなもので氷で冷やされています。

頼んだのは佐賀の天吹酒造さんのその名も「I LOVE SUSHI」(笑)

確かに優しいコクがありながらスッキリとした上品な口当たり辛口タイプの酒でほのかな酸味が酢飯に合いそうです。

ここ、鮨ないんすけどね(笑)


ここでシェフからサービスでお凌ぎの雲丹の手巻きが
おかげで先ほどのお酒が鮨に合いそうなのがわかりました。

で、シンプルに美味しいです。
雲丹がフルーツのように瑞々しかったです。


タラバ蟹の天婦羅 3種の塩

このボリュームで\5,800はなかなかナイスプライスですがまぁ蟹はそんなもんです。
3種の塩(上から昆布塩、抹茶塩、七味塩)でいただきます。
昆布塩でいただくのが美味しかったです。


もう二本目(笑)

岐阜県は瑞浪市の中島醸造さん、小左衛門 純米酒 六割五分 播州 山田錦 赤ラベル

精米歩合が六割五分、つまり35%しか削っていないのです。
二割三分なんていうものもある中、六割五分でこの味・・・リンク先の表現が素敵すぎるので私の表現よりそちらを引用させていただきます。

大人以上、ロマンスグレーの魅力
誰もが好きじゃないかもしれないけど
コレじゃないとダメという熱狂的ファンがいる低精白の日本酒。
低精白酒は香りが強くてちょっと苦手で・・そんな人も多いかと思いますが
本当に美味しい低精白酒って、高級チーズのように
「つい手が伸びてしまう味わい」なんです。
熟成や燗酒におけるポテンシャルが
1+1=2が普通の日本酒だとしたら
1+1=3にも5にも10にも化けるのが
米の力をふんだんに蓄えた低精白酒の魅力。
噛みしめるように飲むと驚くほどその深い味わいがにじみ出る。
大人を超える、ロマンスグレーの魅力じっくりと味わえる日本酒です。
-酒髙蔵さまより引用








知床産 蝦夷鹿の煮込みとハニーロースト人参

蝦夷鹿、いいですねぇ...
噛めば噛むほど旨味が出てきてずっと噛んでいられそうでした。


根室産 きんきの昆布焼


ほぐしたところ。
プリップリの身に昆布焼したことによる皮のパリッパリ具合が相まってたまりません。
昆布焼したからでしょう、香ばしい香りと身の脂のハーモニーに思わず笑みがこぼれます。


そりゃご飯と味噌汁頼んじゃいますよ。


いやー呑んだ呑んだ(;´・ω・)

ニセコはレシートもだいたい英語です


エントランス

昼はカフェ使いできるのかな?


外観。

やっぱゴージャスなホテルやなぁ~

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