法善寺横町内、浪速割烹の始祖「㐂川」さん。
現在は先代からも伊勢志摩のラ・メールからも薫陶を受けた二代目が店を率います。
たしか２階にもカウンターがあり３階には個室があったんだったかしら。大箱を回すオペレーションは完璧です。
他にアサヒとサントリー。
お決まりのこのあたりの昔の様子を印刷した敷紙。このクラスの和食店で折敷でなく敷紙。。。まぁ昔の店って結構こうか。
低温調理した 帆立、白木耳、クレソン、柿酢を和えたやつ
おっとこれ美味しい😋よくありがちな組み合わせではあるけれども味がクッキリしていて酒が欲しくなる（笑）
お造り。太刀魚と鰆は何がかかっていたか失念。穴子は梅肉、烏賊はバジル酢、蛸は柚子胡椒
これはいいですね。それぞれに違った味付けで江戸前鮨の造りバージョンみたいな。面白いし美味しいです。これが一番秀逸かな。
220mlだったかな？ふんだんな量はありがたいんだけど口述しますが価格が不明瞭すぎるし何より高い。
大根のすり流しの中に薄切りとブロック状の大根。鯛というかとにかく大根が白味噌かと思うような仕立てで出汁でここまでもっていきますかと感服の御椀。
鰤味噌幽庵焼き焙じ茶燻り、大根梅水晶？、芹胡桃味噌、鳥肝レーズン
なんかいろいろ言われましたが普通に幽庵焼きでした。ちょっと工夫がわかりにくい。鶏肝レーズンのパテが美味しかったかな。
海老芋椎茸 鱈と鱈の雲子 カダイフ揚げ 名物クリームコロッケとのチョイス
スペシャリテのクリームコロッケは別にいいかなぁ、雲子って言われたらそっちだよなぁとカダイフ揚げをチョイス。美味しいけどもうこれフレンチに寄りすぎじゃね？（苦笑）
ふむ、ちょっとこれでは軽すぎてしまうかもしれない。\3,000～\4,000台のランチではないのだ。
小食の私がそう思うぐらいなので普通の成人男性ではかなり物足りないのではなかろうか。土鍋で炊いたご飯をお代わり自由で、ぐらいでないとなかなか腹がくちくなりそうもない。3杯目にはお茶漬けにもできるひつまぶしシステムを提唱したい。
すぐきちょっと美味かったね。
金時人参と胡桃の羊羹
胡桃の存在感がすごい。却って金時人参はかまり感じず。
〆て\14,668。コースが\9,240、瓶ビールが\770。差っ引くと\4,658。
七本槍は2杯頼んだがアレ、結局\2,000オーバーっすか！？
確かに量はタップリで満足感あったんだけど、メニューの表示の値段は\1,100...コレは怖くて夜は無理っすねぇ。ベタな銘柄酒で金をとるシステムみたいで接待向きではあるのかもしれません。
美味しいは美味しい。工夫もある。だが老舗と言うならデンと構えてしっかりとした和食を食わせてほしい。フレンチだか和食なんだかなこれはせめてランチなら\6,000くらいまでかなぁ。
美味しいのは美味しいのです。ですがどうしても費用対効果の面で引っ掛かりを感じてしまい、各項目を採点した平均をとると3.2...酒を飲まなければもう少しマシな評価だったかもしれません。
博多から来たというご夫婦は満足げでしたので食に興味を持ち始めた方の大阪旅行記念にいいかもしれません。ぜひランチでどうぞ。
浪速割烹 喜川 （割烹・小料理 / 日本橋駅、近鉄日本橋駅、大阪難波駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.2
