コロナウィルス感染対策の自粛要請により「祇園にし」さんにおかれても4月より自粛を余儀なくされておりました。
その際にお食事券を販売されておりまして、少しでもつなぎ資金にでもなればと買わせていただいておりました。
ありがたいやら申し訳ないやら💦
アサヒスーパードライ。
蒸し暑かったこの日、仕事を終えて駆け付けた身にはとても染みいる。
長芋をこういう・・・ホント腕ですよね。
雲丹が贅沢なのはモチロン、上にのった憶良と茗荷が素晴らしい。
どういうんだろう？歯ごたえというのかな、食感が計算しつくされているのが「にし」。
味覚とか食感とかすべてパーフェクトに美味。
ボタンハモの椀 白味噌仕立て 蓮根饅頭
モチロン濡れ椀。
牡丹のように花を開くことでこう言われるようです。
白味噌であること、付け合わせの蓮根饅頭、揚げた蓮根スライス。
すべてが着地点を理解したような。
鱧食べすぎだよなぁと思ってましたがこれならまだまだ食べたい。
今日も安定して美味いっす。
・本鮪トロ ボタンエビ 雲丹和え 海ブドウ カシューナッツ
このトロ。Marvelous!!!
なんだこれ！？美味しいの遥かに上。
最早存在を感じないくらいの柔らかさ。
おそらく、だからこそカシューナッツやうみぶどうで食感を出していらっしゃる。
牡丹海老も恐ろしく滋味深い。
しかしてこのウミブドウですよ。
こんなもん好きじゃなかったってか嫌いだったんですけど美味しい。。。
で、大将に聞いてみると「特に何もしてない。生で洗っただけ」ですと。
マジすか。スゲェなぁ。
あしらいも美しく。
そして酢橘！
こいつらメチャウマ！！！
肝ポン酢は飲み干してしまうほど酒泥棒。
前回も白子でヤられたなぁ(;^ω^)
美味しかったなぁ～♪
・甘海老とたこの柔らか煮
・ごまどうふゴマジュレ
・とうもろこしのムース🌽
まずは見目麗しく、中央には長刀鉾の器。
いや～今年は祇園祭が行われませんがここで鑑賞できました（笑）
そしてここにきて白髪素麺。すごいなぁ今回は本当に「切り」の腕を見せつけてくる。
しかもそれがこのトマトとものすごいマリアージュ。
甘海老は当然、蛸が「柔らか煮」ってこういうことだよなぁ・・・柔らかすぎ(笑)
胡麻豆腐も絶妙。
トウモロコシのムースはもはやデザート。
「にし」で一番好きなのはこの中盤で八寸が出てくること。
最初は口にしやすいものから椀物で、中盤にこの八寸は本当に酒好きにはたまらない。
八寸はいろいろチビチビやりたいので最初に出されるといきなり停滞してしまうのですよね。
旅館なんかではそれでいつも仲居さんを困らせてしまいます💦
下には温かい酢飯。
この酢飯の具合が酸っぱすぎず本当に面白い。
上には芽ネギ、キャビア、山葵。
このキャビア、たぶんベルーガ。
こんな美味しい魚が食べたいから「にし」に来るんだよなぁ。
フカヒレ、中華だと濃いめの味付けですが、こういう和風の味付けでもしっかりと美味しいのはフカヒレ自体がまず美味しいのだと思います。
フカヒレと蟹、美味いに決まってるやん（笑）
器もだんだん自宅にもいろいろと気に入った作家さんのものを買うようになってヤヴァイのですが、古い器まで手を出すと怖いのでまだ踏み入れていませんが、いいですねぇやっぱり。
涼しげでいいですねこれ。
赤出汁 北海道のシジミと新物の松茸
モチロンもりもりと御代わり・・・と言いたいところですが。
ここからが驚きの変化を遂げた「にし」さん。
・冷やしなにわうどん
3つから選べるシステムなんですが女将さんが「よかったら全部ちょっとづつどうどす？」と来たもんだ（笑）
はい、ありがとうございますｗｗｗ 腹パンパンｗｗｗｗｗｗ
でもどれも本当に美味しいので苦しくても手が止まらない😋😋😋
相変わらず大将、さすがです。
デザートまできっちり美味しい日本料理屋なんてありますでしょうか。
おなかいっぱいなのになぁ・・・秒殺でした😋
袋もオシャレにグレードアップしてました（笑）
ホテルに帰って呑んでたら夜中におなかがすいたのでペロリ😋
美味しいものっていくらでも食べれるので体にはよくないですね（苦笑）
今回も完璧に美味しい「祇園にし」。
というかコロナ自粛中にパワーアップしちゃうんだからとんでもないよなぁ（笑）
モチロン、また次回の予約を入れて帰ったのは言うまでもありません。
通常\15,000×2に税サで計\36,000のところお食事コース券で\30,000。
安定の酒代は\21,720-
やっぱ安い「祇園にし」。
祇園 にし （懐石・会席料理 / 祇園四条駅、京都河原町駅、東山駅）
夜総合点★★★★★ 5.0
