オートキャンプ考 各論④ シートと設営について

シートだけでは話が即終わってしまうので、なぜここでシートなのかということで実際の設営の段取りも含めて話をしたいと思います。



上の写真は先日友人たちと石鎚山方面に出かけたときのキャンプ風景ですが、右奥のグレーの三角テントの前に赤いシートの上にごちゃっと荷物が置いてあるのが見えると思います。
まさに、このためにシートが必要なのですが、実際に車に荷物を積み込む際は設営の手順を考えて先に出すものをいちばん手前に積むようにします。しかし荷物の大きさや重さや容積等でそうそううまくいくものでもありません。
で、本来の使う場所に置く前にいったん仮置きする場所が必要になるのです。
キャンプガイドみたいな本でベンチみたいなものを最後に積んで、というのを見たことがあるのですがベンチだとトートバッグ3つも置けばいっぱいです。
これがシートですと広げれば満載の荷物もいったん全部置けてしまうぐらいのスペースがあるのです。
そしてただの布っていうのはユーティリティ性に優れ、雨が降ったときには濡れたくない荷物の上にカバーするもよし、イスがまだない場合には地ベタスタイルにするもよし、テントの下に敷くグラウンドシート代わりにするもよし。なのです。
あと急な雨のときにもとりあえず荷物の上にコレを被せちゃうということもできます。
私は酔っ払ってだいたい面倒くさくなっているので夜に雨が降ってきたらそれで対処しています(;^ω^)

で、シートというけどそれ何なの?という疑問があるかもしれませんが、まぁ何でもいいのです。
でもまぁさすがにブルーシートは雰囲気的にねぇ・・・となると思うので私が使用しているものを紹介しておきます。


実際上の写真のときにも使用しているのがこの赤いのです。
何かと使えるので私は他の色も含め4枚ほど持っています。
本来は名前の通りブランケットなのですが、シートとして使えます。
で、それこそいざというときにはNASAが開発したというだけの性能はありますので防寒にも役にたつわけです。
なんであればコレをタープとして使うという例を目にしたこともあります。当然遮光性もバッチリですからね。

仮置きなんだからちょっとぐらい地面に置いてもいいと思う方は一度やってみればわかります。
そのとき晴れていても案外地面には湿気があって底が濡れたり、そうでなくともまぁ枯れ草などがつくことつくことw
私もこのときイスやテーブルの上に諸々の道具を積んでいたのでこういう仮置きの必要があったワケです。
コレに関しては高価なものでもないですし、のちのちあって困るものではないので是非とりあえず一枚買ってみることをオススメします。

あと設営に関してもと言ってしまったので(苦笑)
基本はタープ→イス→テーブル(ここまでで同行者が寛ぐことができる)→(奥様がコーヒーぐらいなら淹れてくれる場合)バーナー、調理器具等→テント→テント内の寝具等、というような流れになると思います。
そのあとは更なる調理器具、暗くなる前に照明器具、というような流れになると思います。
キャンプは設営の手際のよさにかかっています。
ここで手間取ると奥様が「もう行くのヤだ」となるポイントですのでがんばってください^^

ではでは
食べログ グルメブログランキング