2020晩夏 まほろば寧楽の旅 Day3-② 奈良市今御門町 おか田

今回の旅のそもそもの目的はこちら「おか田」さんと夜の「而今」さんの2軒の日本料理屋さん。
こちら「おか田」さんは昨年(2019年)9月20日オープンの新店ながら大将はミシュラン2つ星、心斎橋「桝田」さんで16年活躍なさった由。


ということで\5,000ランチを。

奈良市今御門町 おか田 

今月発売の、大阪における東京カレンダー的な(笑)「あまから手帖 10月号」にも載っていましたが、店主の岡田直己さんは、きたまち而今の清水唱二郎さんと幼馴染だそうで(驚)
最近の奈良、スゴイな。



古都奈良で独創的な懐石料理を|奈良 而今(NARA NIKON)

キレイなエントランス。
テナントビルの1階に入っています。

猿沢池のほど近く、ならまちのはずれにあります。
公式サイトにも定休日は日曜日としか記載がありませんが、月曜日のランチもお休みのようです(本当は前日の月曜日に予約しようとしたところそう伺いました。不定休の部類に入るのかもしれませんのでご予約時にお問い合わせください。ちなみに電話予約のみです。)。

美しい吉野杉の一枚板のカウンターに心躍る。

折敷は瓢箪?柄。

うわー呑みたい😅🍶

やはりここでも生ビールはアサヒ熟撰。
瓶ビールの赤星にするだろうなぁ。つか呑みたい。
やっぱり車をホテルに停めて歩いてくればよかった。
あまりの暑さに車で来たんですがむしろ暑かったからこそビール🍺欲しかった(しつこい)。

シンプルながら必要十分なアルコールラインナップですな。

てことで烏龍茶。

◆先付
湯葉 うにぞうめん 温泉玉子 山葵

最初っから実に美味しい😋
あれ?好きだけど湯葉ってこんなに美味しかったっけ?けっこうしっかりとした味付けでこりゃ酒がすすむでしょうなぁ(まだ言ってる)。

◆汁物

・鱧と松茸の土瓶蒸し
底には吉野葛で固めた玉子豆腐が沈められています。
これは面白い。鱧と松茸の土瓶蒸しってこの時期毎度のように戴いていますが玉子豆腐か~これいいなぁ。

◆造里
・気仙沼の戻り鰹の藁焼き
薬味は玉葱と大葉。ほんとうにほんのりと藁焼きでほぼ刺身。
ねっとりとした舌触りで旨い。

温かいお茶も普通に美味しい。

◆御凌ぎ

・栗の飯蒸し
こちらはあっさりとしたお味でいい御凌ぎ。
口中がリセットされます。


八寸の取り皿は
元興寺や法隆寺などのモチーフ。

◆八寸

・海老の春雨揚げ
・蛸のやわらか煮
・里芋
などなど(忘れたw)

私の大好物な見目麗しい豪華な八寸。
ウチ夫婦は揃って呑み助なので八寸がこのタイミングで出てくれるのが実に嬉しいのです。
夜に呑んでると最初っから八寸的なものを出されるとちびちび呑りすぎてペースが遅すぎてご迷惑をかけてしまうのですよね💦
すっかり酒が入った中盤でこういう酒肴がでてくるのが本当にうれしい。
しかもどれも実に美酒佳肴。
あ~~~~~呑みたかった~~~~(かなりしつこい)

◆和え物
・甘鯛と水菜
冬瓜の餡と芽葱。これも大好物の甘鯛、個人的には「ぐじ」。
冬瓜餡って好きなのよねぇ~。

◆御飯

・舞茸の炊き込みご飯

やっぱ炊き込みご飯はうれしい。

◆香の物
昆布の佃煮、胡瓜、大根の漬物といたって普通ですがこれも実に美味しい😋

赤出汁は蓴菜。


醤油差しはエジプシャングラスの香水瓶っぽいもの。

調理場にも置かれていたので店主のご趣味でしょうか?
オシャレですなぁ。

爪楊枝がすんごく細い上品なもの。
これも美容ものだったりするんじゃないかなぁ?
至る所に細かいこだわりが感じられて素晴らしい。

◆水菓子
・自家製さつまいもアイス
黒蜜 さつまいもチップ

・自家製三笠焼
「おか田」印入りの三笠焼にアイスクリームも普通に見えて深い味わい。

最後にはしっかりと店主自らひとりひとりにお薄を提供なさいます。

昼のコース\5,000×2と烏龍茶\500×2で税込み\12,100。
最後までどれもこれも醇風美俗な美味佳肴。
これは間違いなく夜に再訪せねばなりません。





おか田懐石・会席料理 / 近鉄奈良駅奈良駅
昼総合点★★★★ 4.6



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