グルメ ラーメン 大阪

だしかの / だしと小麦の可能性

2021年10月15日オープンしてからあっという間に行列店となったこちら「だしと小麦の可能性」さん。
元は北新地のカツサンド屋さんが100日限定でオープンしたお店で、その後ここ裏なんばでグランドオープン。

後藤田夫人の水野真紀が大阪ガスとの強い繋がりを見せつける、関西では屈指のグルメ番組「魔法のレストラン」でも紹介され瞬く間に人気です。
ド平日の11:30頃に訪問したためノー行列で入れました。

醤油ラーメンはあったりなかったり。
基本、塩推しです。

お冷も一人一つ。
店主ワンオペのため非常に考えられたシステマチックな作りです。

注文したのは「特塩ラーメンとサンド」 \1,350。
塩ラーメンと「特」塩ラーメンの違いは3種のレアハムとドライトマトのムースとバジルのジェノベーゼの味変アイテムの有無のようです。

左からドライトマトのムース。これをレンゲに取りスープ、麺と合わせて小さいラーメンを作る味変。
その右の乳鉢の中はバジルをすり潰してバジルペーストにしてスープを入れてジェノベーゼ風つけ麺の味変。
右のレアハムは左から鶏、豚、牛でしゃぶしゃぶっぽく食べるとのこと。
豚ハムの下にバゲットがあるのでこれもスープに浸すと美味しいと。

さてラーメンとパンがやってきました。
小麦×小麦の完成です。

アボカドチャーシューパンにはクリームチーズが入っていてこれを先のジェノベーゼスープに浸すと完全にイタリアン。
白ワインをくれ。

麺は口に含むとどこかパスタのような食感。しかしてスープはイノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸、コハク酸、アミノ酸、などと列記されていたように実に日本的な出汁でラーメンというより日本料理の出汁を感じるような。

関西ではお好み焼きや焼きそばと一緒に普通に白ご飯を食べる炭水化物×炭水化物が当たり前ですが（ちなみにたこ焼きでは食べない）、小麦粉×小麦粉という新しい炭水化物過剰摂取の方法が爆誕です。
アボカドサンドのジェノベーゼ浸しが脳に来るぐらい美味かったのでパンセット必須です。
とりあえず、頼むから白ワインをくれ。

だしと小麦の可能性 （ラーメン / 近鉄日本橋駅、日本橋駅、難波駅（南海））
昼総合点★★★☆☆ 3.9