京料理、と畏まらず、「美味いもん喰わせてぇや」と暖簾をくぐったとき、そこには楽園があるでしょう。 | 京料理 木村

昨年からテイクアウトに始まり(結局すべての料金帯を網羅してしまった💦)、お節料理、ランチ、オードブルと戴いてきて残されまするはディナー🍽
そりゃもうお酒も一緒に味わわせてもらわないと本懐を遂げることができません🍶
ということで漸く満を持しての夕食を頂戴しに参りました🙇

ハハハッ!やっとこのメニューが役に立つときが来たゼッ!(笑)

まぁビールですわねぇ🍺ヱビスかサッポロの赤星、どうでしょう?(ボソッ)
「時間かかりそうなんでいつもの鴨ロース」って供されたコチラ。
そうそういつものなんですけど大好物だって知っててやってくれるのが木村さん。うれしい楽しい大好き♪てか私が鴨好きすぎなのか京料理って鴨食えばなんとなくわかる気がする。もちろんExcellent!!!

野菜いろいろ。野菜苦手なウチの奥様のためにいろいろと手を加えて戴いて。
お陰様で奥方様、美味しくいただけたようです。感謝。


お椀
島根の鮑真丈、の上に鮑、さらに肝。
これ本当に木村さんの出汁の真骨頂というか。
そしてここのお椀に鮑。贅沢ゥ~♪

お造里 焼き霜 煎り酒で

長﨑の鰆

石川のキンメ

あ~このあたりもう仕事が素晴らしくてスゴイです。
旨味が凝縮されてあと舌触りも素晴らしい。

さらにお造里。
贅沢な供され方ですねぇ~。

宮城の鰹 海ぶどう
これ鰹がびっくりするぐらい柔らかかったので海ぶどうのアクセントが絶妙。
ここまで計算しますかねぇと感服次第。

和歌山 勝浦 本鮪 刻み山葵
これもいい塩梅だったなぁ。
刻み山葵、大正解だと思います。

フォアグラのテリーヌ 大吟醸で
ここに至ってはなんじゃこれと。
もうアテ超えて酒と一体化しとるやない(笑)
これをさらに酒で流し込む、はい極楽浄土です。


これもはや芸術品。
私の中ではベスト鮎。
これぞ京料理という美しさに加え鮎を身と骨を分離させ味わいやすいのもあるが本当に鮎の美味しさを味わえる逸品。
三河一色の鰻
この後日に土用の丑の鰻も予約させていただいていたのですが、さすがこだわりの木村さん。
持ち帰って湿気た鰻ではないものを味わってほしいとこの日にも提供していただきました。
確かにお店で戴く方が美味しいのでしょうが、工夫して御膳に仕立てた鰻も美味しかったです。これに関してはまた後に述べますが。

九条ネギと鴨とフォアグラのご飯にトリュフのふりかけ
頭の悪そうな(誉め言葉)ご飯ですが本当にこれも史上最高に美味いご飯だったかも。
なるほどねぇ、鴨葱にフォアグラ、トリュフ。そりゃ美味いけど、それだけじゃない繊細さがあったような。

普通に思うだろう?
出汁巻きだって木村さんの出汁だと普通じゃないのよ☺


赤出汁もイイねぇ。やっぱ出汁。木村さんの出汁は本当に素晴らしい。シンプルなんだけど繊細で、でもちょっと豪胆。
梨のコンポートだったかな?
いかん半月も経つと後半の記憶が怪しい😅

熊本の赤酒のアイスクリーム
これが美味しかったの~♪
なんだろうこういうのが味わいたいからお店に通うんだろうなぁと。
自分じゃ考え付きもしないし当然市販なんてしてない。
一期一会ですよねぇ。

おうす
いいねぇおうすがいただけるの。





ざっと酒はこんな感じで呑みました。
相変わらず二合づつ。アホやで(苦笑)











器もいろいろで面白い。
こういうのも大事ですよね。
ちなみにこれで\11,000(税込)のコース二人前。
更にこれだけ呑んで\32,340-だから10合呑んで\10,340-。ドチャクソ安いですねぇ💦
さて京料理 木村さんテイクアウトから始まってオードブルやお節やランチからようやくディナーまで至りました。
ここまで全部?行ったお店って初めてかもしれません。
京料理と言いつつ常に探求心を持ちつつ、個人的には寄り添っていただいてこちらの好みを把握していただいて料理を供していただいている真心。感謝しかないです。
イノヴェーティヴと言っていいぐらい料理に対しての探求心がある日本料理の料理人は、そうそう、しかも北摂にいるものではないです。
京料理、と畏まらず、「美味いもん喰わせてぇや」と暖簾をくぐったとき、そこには楽園があるでしょう。



京料理 木村割烹・小料理 / 豊中駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8



食べログ グルメブログランキング